巨人リチャード、8年目で自身初の2桁アーチ バックスクリーンへ特大弾…ハマスタ騒然

ソフトバンク時代は2021年の7HRが最多
■DeNA ー 巨人(14日・横浜)
巨人のリチャード内野手が14日、横浜で行われたDeNA戦で自身初の2桁となる今季10号を放った。バックスクリーンへの特大の一発に、場内も騒然とした。
「7番・一塁」で先発出場したリチャードは第1打席、藤浪晋太郎投手から適時二塁打を放った。第2打席は中飛、4-7で迎えた第3打席だった。カウント2-2から宮城滝太投手の真ん中に入ったスライダーを振り抜いた。強烈な打球がセンターバックスクリーンに突き刺さった。
ソフトバンク時代は2021年の7本が最多だったが、巨人に移籍した今季、8月24日のDeNA戦(東京ドーム)でキャリアハイを更新する8号を放つと、9日の広島戦で9号満塁弾。今季2本目のグランドスラムで“王手”をかけていた。
5月にトレード移籍し、すぐさま2本塁打を放つも、6月の1軍出場はわずか6試合で打率.000。しかし7月8日に1軍に再昇格すると、8月は5本塁打を放つなど、後半戦に入って持ち味を発揮し、スタメン出場の機会を増やしていた。