大谷翔平だけ異次元…ソト&ジャッジを凌駕する“価値” MLBでもぶっちぎりの副収入

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は10年1030億円契約も大半が後払いのため今季年俸は2億9400万円

 ドジャースの大谷翔平投手はここまで143試合で48本塁打を放ち、リーグトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に2本差と、本塁打王争いも熾烈を極めている。そんな中、異次元の副収入にも改めて注目が集まっている。

 米スポーツ経済メディア「Sportico」のレブ・アカバス氏が「ショウヘイ・オオタニは、他のどの野球選手よりもエンドースメントによる収入が10倍多くなっている」として2025年のMLB高給取り選手トップ15の図を公開。それによれば、1位はフアン・ソト。15年7億6500万ドル(約112億6700万円)で、今季年俸4687万5000ドル(約69億400万円)、契約金7500万ドル(約110億4600万円)だ。

 2位が大谷。10年7億ドル(約1030億6000万円)契約を結んでいるが、今季年俸は200万ドル(約2億9400万円)。本来は年俸7000万ドル(約103億600万円)も、6800万ドル(約100億1200万円)が後払いという契約を結んでいる。3位のブレイク・スネルは5年1億8200万ドル(約267億9700万円)で、今季年俸2600万ドル(約38億2800万円)、契約金5200万ドル(約76億5600万円)。4位のアーロン・ジャッジは9年3億6000万ドル(約530億200万円)で今季年俸4000万ドル(約58億8900万円)となっている。

 目を引くのは、その内訳だ。年俸や契約金などを含めた金額と、球団との契約以外で稼いだフィールド外の収入の比率だ。他の選手はおおよそ球団との契約要素で占められているのに対し、大谷だけはほとんどがエンドースメントによる金額によって成り立っている。いかに副収入が多いかが一目瞭然となっている。

【図】大谷だけがほとんど薄い色…副収入の多さが一目瞭然 2025年MLB高給取り選手トップ15

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