元アイドルが短パン姿で“豪華版”始球式 2軍監督の父とバッテリー「夢のような時間でした」

アーティストの小関舞さんが西武2軍戦で始球式
アイドルグループ「カントリー・ガールズ」の元メンバーでアーティストの小関舞さんが17日、ベルーナドームで行われたイースタン・リーグ西武-巨人戦の試合前に始球式を行った。父の西武・小関竜也2軍監督が捕手を務め、打席には小関2軍監督の巨人コーチ時代の同僚、巨人・長野久義外野手が立つ“豪華版”となった。
小関舞さんが投じたボールは、ツーバウンドで父のグラブに収まり、長野は空振りした後、小関2軍監督と握手を交わした。
始球式直前にはベンチ前で、選手たちに冷やかされながら親子で入念にキャッチボール。小関2軍監督は「こんなことがあるなんて、思ってもみなかったです」と感慨深げだった。
大役を終えた舞さんは球団を通して「始球式に向けて、お父さんに投げ方を教わったり、家でシャドーピッチングをしました。背番号はお父さんと同じものを背負いたい気持ちが強く「79番」にしました。結構緊張してしまいボールはそれましたが、長野久義選手に打席に立っていただき、キャッチャーはお父さんが務めてくれて、本当に夢のような時間でした」と“特別な時間”を振り返った。
小関2軍監督は現役時代に西武、巨人、横浜(現DeNA)で俊足巧打の外野手として活躍。引退後、8年間巨人でコーチを務め、2020年に西武にコーチとして復帰。今季から2軍監督を務めている。長女の舞さんが生まれた2002年、小関2軍監督は西武の現役選手として活躍。自己最高打率.314をマークし、チームもリーグ優勝を果たした。