中日ドラ4は「非の打ち所がない」 田中将大の偉業阻止…豪快な一発に「新人王確定いいですか?」

「8番・捕手」でスタメン出場の石伊が3号逆転2ラン
■中日 5ー2 巨人(21日・バンテリンドーム)
巨人・田中将大投手の偉業達成にストップをかけた豪快弾に竜党が歓喜した。中日・石伊雄太捕手が21日、バンテリンドームで行われた巨人戦で逆転の3号2ラン。日米通算200勝にあと1勝としていた田中将の記録を阻止する一発に「長距離砲のような角度」「新人王あげようよ」「まーくんに引導を渡すホームラン」と称賛の声が並んだ。
1点を追う2回1死一塁で打席に立った石伊は、田中将の変化球を振り抜き、広いバンテリンドームの左翼席にアーチをかけた。2ボール1ストライクのカウントから、ストライクを取りにきた131キロのスライダーを捉えた豪快弾に本拠地は騒然。プロ3本目の一発は貴重な逆転弾となった。
着弾の瞬間、田中将はマウンド上で呆然とした表情を浮かべた。史上4人目の日米通算200勝に王手をかけてから3度目の登板だったが、この本塁打で流れが一気に中日に。ドラフト4位の新人捕手が球界を代表する右腕に引導を渡した。
“打てる捕手”として期待の高い25歳の一発に「新人王確定いいですか?」「宝石のような石伊」「非の打ち所がない」「間違いなく伸びしろがある」「推してます!」「素晴らしすぎる」「未来は明るい」「捕手の豪快アーチは夢があります」とファンも続々反応。今季のバンテリンドーム最終戦での“ラスト本塁打”を喜んでいた。