井口を彷彿させる地面スレスレ→クイックスローに米喝采 「なんてプレー」
ボテボテのゴロを猛ダッシュで捕球し、前傾姿勢のまま一塁へ送球
カージナルスのコルテン・ウォン内野手が地面スレスレからの好送球でアウトを奪う超美技を見せた。17日(日本時間18日)、本拠地ブルワーズ戦で披露した超ファインプレーを球団公式ツイッターが伝えている。
2006年、ホワイトソックス時代の井口資仁(現ロッテ監督)が見せた地面スレスレからのダイビングスローは今も語り継がれる超美技だが、それに匹敵するスーパープレーが飛び出した。
カージナルス3点リードの8回表。先頭バクストンが放った二塁への打球はボテボテのゴロに。打球に猛ダッシュでチャージした二塁手ウォンは前傾姿勢のまま打球を捕ると、地面スレスレからクイックスローで一塁へ送球し、見事アウトを奪ってみせた。
球団公式ツイッターは「MLBの二塁手でコルテン・ウォン以上の守備防御点を記録している選手はいない。これを見れば、その理由もわかるだろう!」と、今回の超美技を動画で公開。ファンからも歓喜の声が挙がった。
「ワォッ! これは今日イチの好プレー」
「なんてこった……」
「なんてプレーだ」
「ゴールデン・コルテン」
「彼は名手! 二塁のマジシャン!」
「ワイルドカード争い参戦が見えてきた!」
「素晴らしいプレーだ。彼がポテンシャルを発揮してプレーしている姿が見られてうれしい」
このビックプレーが生まれた8回に2点を返されたが、その裏にウォンが1死満塁から2点タイムリーを放ち、試合を決定付けた。攻守で存在感を見せつけたウォンは、チームを5-2の勝利に導いた。