日本ハム有原が新人王へ猛アピール 7回1失点で9勝目の権利持って降板
「『低め真っすぐ』だけを意識して投げた」
日本ハムのドラフト1位・有原航平投手が23日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で先発し、新人王獲得へ猛アピールした。
初回から140キロ後半の直球で押すアクセル全開の投球。連打で招いた初回1死一、二塁では内川を三ゴロ併殺打に打ち取り、リズムに乗った。5回1死から3連打で同点に追いつかれたものの、勝ち越し点は許さない。7回2死二塁では代打・松中をこの日最速の152キロ直球で空振り三振に仕留めた。
7回7安打1失点で9勝目の権利を持って降板。有原は「きょうは『低め真っすぐ』だけを意識して投げたので、その結果抑えられたのかなと思います。初回に連打を浴びましたけど、四球で与えたランナーではなくて、詰まった安打での出塁だったので、うまく気持ちを切り替えて、そのあとも投げることが出来ました。野手の皆さんの援護には感謝しています」と振り返った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count