西武、渡部健人ら大量11人に戦力外通告 2020年ドラ1…巨人から移籍の松原、元新人王も

西武から戦力外となった渡部健人(左)と水上由伸【写真:小林靖】
西武から戦力外となった渡部健人(左)と水上由伸【写真:小林靖】

渡部は2020年ドラフト1位で入団した

 西武は1日、渡部健人内野手ら11選手に来季の選手契約を締結しない旨を伝えたと発表した。

 発表されたのは渡部のほか、平井克典投手、水上由伸投手、大曲錬投手、井上広輝投手、古賀輝希内野手、野村和輝内野手、川野涼太内野手、松原聖弥外野手、モンテル外野手、奥村光一外野手の11選手。

 渡部は今季は1軍での出場はなく、イースタン・リーグに54試合に出場し、打率.201、4本塁打23打点だった。176センチ、115キロの体格を活かした大砲として桐蔭横浜大から2020年ドラフト1位で入団。中村剛也内野手、山川穂高内野手(現ソフトバンク)に続く巨漢スラッガーとしても話題を集めた。

 しかし、1軍では3年目の2023年に57試合の出場が自己最多で同年は打率.214、6本塁打、25打点。2024年はわずか11試合にとどまり、今季は1軍から声がかかることはなかった。

 松原は明星大から2016年の育成ドラフト5位で巨人入り。2021年には初の開幕スタメンを勝ち取り、最終的に135試合に出場して規定打席をクリアし打率.274、12本塁打、37打点、15盗塁と好成績をマーク。その後は出場機会が減少し、2024年6月に若林楽人外野手との交換トレードで西武に入団。今季は若手の台頭もあり、4月に8試合の出場に終わり打率.273だった。2軍では73試合に出場し打率.265、1本塁打、19打点だった。

 水上は2022年に60試合に登板して防御率1.77、31ホールドを記録。新人王を受賞した。昨年は29試合で防御率5.28と苦戦。今季は1軍では5試合に登板して0勝0敗、防御率0.00となっている。

(Full-Count編集部)

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