レンジャーズが名将ボウチー監督の退任を発表 23年に球団初の世界一…現役最多2252勝

今季はア・リーグ西地区3位でPO進出ならず
レンジャーズは29日(日本時間30日)、ブルース・ボウチー監督の退任を発表した。今季は81勝81敗でア・リーグ西地区3位に沈み、プレーオフ進出を逃していた。
70歳のボウチー監督はパドレス、ジャイアンツの監督を歴任し、ジャイアンツ時代には3度のワールドシリーズ制覇を達成した。2023年にレンジャーズ監督に就任すると、2年前の2021年に102敗していたチームを立て直し、1年目で球団史上初のワールドシリーズを制覇した。
監督としては現役最多となる2252勝(2266敗)を誇る。球団は「ブルース・ボウチー氏が監督としての任期を終えることを、双方で合意した。フロント(の一員として)球団顧問の役職をオファーしている」と発表した。
この日、ジャイアンツは監督として1678勝(1588敗)を挙げているボブ・メルビン監督の解任を発表。名将の辞任が相次いだ。
(Full-Count編集部)