ド軍が抱える「最大の問題」 番記者が指摘した「信頼不足」…PSへ鍵となる“復調”

正捕手の穴よりも大きな課題
ドジャースは30日(日本時間10月1日)からポストシーズンに突入。ワイルドカードシリーズでレッズと対戦する。その先には2年連続ワールシリーズ制覇という目標があるが、MLB公式サイトの番記者はポストシーズンの懸念を指摘している。
MLB公式サイトのソンジャ・チェン記者は29日(同30日)に「ポストシーズンに突入するドジャースが抱える最大の問題」と題した記事を公開。まず、右手の負傷で離脱中のウィル・スミス捕手について「ポストシーズン初戦に出場できるか疑問が残る。ドジャースはポストシーズンのいずれかのタイミングで彼を起用できると希望を抱いているが、現時点ではまだ(復帰の)準備ができていないようだ」と不安材料を挙げた。
さらに右膝炎症のマイケル・コペック投手、右のハムストリングを痛めたカービー・イエーツ投手もポストシーズン中に復帰できるか微妙な状況とし、ブルペン陣の不安を指摘。「固定メンバーが一番少ないのは恐らくブルペンだろう。終盤を任せるはずの投手は信頼不足で、重要な場面で投げられる投手をロバーツ監督は探している。それによってササキ、カイル・ハート、ウィル・クラインにもチャンスが回ってくるかもしれない。9月に3Aへ降格したベン・カスパリウスも選択肢の1つとして入っているだろう」と言及した。
ドジャースはレギュラーシーズン終盤に、タナー・スコット投手やブレイク・トライネン投手らの救援失敗が相次いだ。佐々木朗希投手がブルペン待機する見通しだが、試合の終盤を任せられるリリーフは固定できておらず、不安を残したままポストシーズンに突入することになる。
(Full-Count編集部)