大谷翔平は「この世のものとは思えない」 ロバーツ監督が脱帽…豪快2発に「大活躍だった」

試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督が絶賛

【MLB】ドジャース 10ー5 レッズ(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャースは9月30日(日本時間10月1日)、本拠地・レッズとのワイルドカードシリーズ第1戦に10-5で勝利した。「1番・指名打者」で出場した大谷翔平投手は初回の先頭打者弾を含む2本塁打3打点の大暴れで勝利に貢献。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイは今晩(の試合で)大活躍だった」と話した。

 ド派手に幕を開けた。大谷は初回先頭、剛腕グリーンの100.4マイル(約161.6キロ)をフルスイング。ポストシーズン1号先頭打者弾が右翼スタンドへ飛び込んだ。打球速度117.7マイル(約189.4キロ)、飛距離375フィート(約114.3メートル)、角度21度。あっという間に飛び込む弾丸ライナーだった。

 さらに6点リードの6回2死一塁、右腕フィリップスから右中間へ2号2ランを放った。ポストシーズン1試合2発は自身初。打球速度113.5マイル(約182.7キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)、角度34度の特大アーチだった。

 打線はテオスカー・ヘルナンデス外野手が2本塁打3安打4打点の大活躍。ポストシーズン1試合5本塁打は2021年リーグ優勝決定シリーズ第5戦と2020年リーグ優勝決定シリーズ第3戦(共に対ブレーブス)に並ぶ球団記録で勝利した。試合後、ロバーツ監督は大谷の大一番で発揮する底力を称賛。「より集中力が鋭くなり、打撃内容が向上する」 と脱帽していた。

 続けて「だからこそ、彼はこの球団と契約したんだ。こういう試合でプレーし、この世のものとも思えない才能を見せつけるのだ。ショウヘイに関して言えば、このポストシーズンはとても楽しくなることをしてくれるだろう」とコメント。賛辞を惜しまなかった。

(Full-Count編集部)

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