ド軍の“サイン盗み”疑惑…被弾の左腕が主張 米メディアに浴びせた痛烈皮肉「試合を観てごらん」

ストラームがベン・バーランダー氏に反論
【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間5日・フィラデルフィア)
ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地でフィリーズとの地区シリーズ第1戦に5-3で勝利した。7回2死一、二塁でテオスカー・ヘルナンデス外野手が右中間で逆転3ランを放ったが、直前の走者の動きが議論を呼んでいる。そんな中、登板していたマット・ストラーム投手が反論が話題になっている。
T・ヘルナンデスはカウント1-0からの2球目を振り抜き、右翼席へ叩き込む逆転3ランを放った。敵地は静まり返った中、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「マット・ストラムは、二塁走者に見せられるものをすべて見せていた。ボール。握り。全部だ」として中継画面を添えた。
中継画像では二塁走者のアンディ・パヘス外野手が右手を横に突き出している。パヘスの位置からストラムのグラブの中身は丸わかりのようにも見え、バーランダー氏は「パヘスが、それをテオに伝えたようだ」と綴っていた。
これに対し、ストラーム本人が「ベン。君は野球(選手として)上手くいかなかったから、不必要な対立を煽ることで生計を立てていることは理解している。でも、試合を観てごらん。彼(パヘス)は違う球種でも同じことをしていた」と真っ向から反論。さらに「もし君が野球を知っているのなら、私は10年近く手を上げ(胸にセットするフォーム)で、全ての球種を投げる時に(寸前まで)指をくっつけている」と皮肉を込めて返信した。
これに対しバーランダー氏は謝罪。「傷口に塩を塗ったり、否定的なことを言いたい訳ではなかった」「私は彼(パヘス)が何か掴んでいると感じた。もし、私が間違っていればそれまでの話だ」と弁明していた。
(Full-Count編集部)