大誤算のトライネンに「とても自信あった」 窮地救った朗希に感謝…指揮官語った事情

試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

ロバーツ監督が試合後の会見で試合を振り返った

【MLB】ドジャース 4ー3 フィリーズ(日本時間7日・フィラデルフィア)

 ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地で行われたフィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ第2戦を4-3で逃げ切り、2連勝を飾った。デーブ・ロバーツ監督は試合後の会見に応じ、ヒヤヒヤの9回の継投を振り返った。

 ドジャースは3点リードで迎えた9回からマウンドにあがったブレイク・トライネン投手が大誤算。1死も取れずに2失点した。その後、アレックス・ベシア投手がマウンドへ。チームの好守備もあって、なんとか2死を奪い一、三塁となったところで佐々木が起用された。

「(佐々木を9回頭から起用することは)考えてはいた。でも、今まで3日間で2登板した経験はほとんどないと思う。得点状況や以前、私たちがポストシーズンを戦った時、ブレイク(・トライネン)が緊迫する場面で投げたこと(も加味して決断した)。必要ならベシアも控えていたから、(トライネンの起用に)とても自信があった」

 それだけに、4日(同5日)の第1戦で登板していた佐々木の起用については
「(イニングの)頭から起用したくなかった。何人かいるリリーフエースに自信を持っていた。幸いにも、彼(佐々木)は呼ばれた時に準備が出来ていた。トレイ(・ターナー)との対戦に自信があった。彼は、私たちの為にビッグアウトを奪ってくれた」と感謝した。

 大事な場面を任された佐々木は、強打者のターナーに真っ向勝負を挑み、2球目の内角へ99.3マイル(約159.8キロ)のフォーシームを投げ込んだ。詰まった当たりの二ゴロに仕留めた。佐々木は4日(同5日)の初戦でも日米通じて初のセーブをマークしており、この日でポストシーズンで2セーブ目をマークした。

 ロバーツ監督は「ロウキが活躍し続けていることで、大きな自信を与えてくれている」と信頼を寄せていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY