佐々木朗希は「ブルペンの救世主に」 不安露呈の救援陣も…NHK解説が大絶賛

9回にマウンドへ…最速163キロで圧倒
【MLB】ドジャース 8ー4 レッズ(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手が1日(日本時間2日)、本拠地レッズとのワイルドカードシリーズ第2戦に9回から救援登板。1回無安打無失点、2奪三振で“胴上げ投手”になり、NHKの解説の小早川毅彦氏も「ブルペンの救世主になりましたね」と大絶賛だった。
8-4の4点リードの最終回にデビューを飾った。マウンドに上がると、初球から100.7マイル(約162キロ)。先頭のスティールをカウント1-2からの4球目、スプリットで空振り三振に仕留めると、続くラックスも4球目のスプリットで三振に仕留めた。ヘイズは2球で追い込みながらもロートベットが落球するまさかのプレーがあったが、最後は遊直でゲームセットだった。
危なげない投球でポストシーズンデビュー。最速101.4マイル(約163.1キロ)を計測し、100マイル(約161キロ)以上を6球投げ込んだ。チームは前日から救援陣が打ち込まれる場面もあり、不安が露呈していた。
そんな中、圧倒的な投球を披露した佐々木に小早川さんも絶賛。「ドジャースは今やはりブルペンのリリーフのピッチャーがとにかく自信を失っている。ここを佐々木が9回のような投球で立て直してくれるんじゃないかと感じました。今日あの雰囲気の中でブルペンから出てきてあの投球ができるのですから」と賛辞を惜しまなかった。
(Full-Count編集部)