大谷翔平に待つ敵地の“洗礼” オフなのに異様な光景…敵軍メディア「もっと大きくなる」

フィリーズが本拠地で紅白戦を実施
レッズとのワイルドカードシリーズを連勝で突破したドジャースは、4日(日本時間5日)から始まる地区シリーズで東地区1位のフィリーズと対戦する。迎え撃つフィリーズは2日(同3日)、本拠地で紅白戦を実施。3万1000人以上のファンが観戦にかけつけ、決戦に臨む選手に声援を送った。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」は公式X(旧ツイッター)で「フィリーズは水曜日の晩に紅白戦(試合形式の練習)を行い、本拠地の1階席を解放した。3万1000人以上のファンが詰めかけた。チケットは完売した」と紅白戦の様子を報じた。
「CBSスポーツ」によると3万1363人のファンが来場したようで、56本塁打でナ・リーグ本塁打王に輝いたカイル・シュワーバー外野手は3打数無安打、ブライス・ハーパー内野手は4打数3安打で最終調整を終えた。また、地元放送局「6abcフィラデルフィア」によると紅白戦チケットは10ドル(約1500円)だったという。
フィラデルフィアを拠点に活動するカメラマンのルーク・アルカーニ氏は自身のX(旧ツイッター)で「紅白戦(試合形式の練習)に詰めかけた3万1000人以上のファンに対して、フィリーズは(試合の)終了時に感謝の気持ちを示した。(シリーズが開始すれば)声援はもっと大きくなるだろう」と、フィラデルフィアの雰囲気はドジャースにとって脅威になると投稿した。
SNSでは「球界最高のファン」「マジかよ」「信じられないほどのファンが来場した」「ここが大盛り上がりするのが、待ちきれない」「彼らはワールドシリーズに進出する」と、フィリーズファンを称える声が並び、盛り上がりを見せていた。
ドジャースとフィリーズの地区シリーズは4日(日本時間5日)から始まり、ドジャースは大谷翔平投手が第1戦のマウンドに上がる。