“10月男”シュワーバーは「大谷から打つ」 大舞台で輝く10.86…X震撼「まじか」

フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】
フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】

ポストシーズンでも量産するシュワーバ―

 ポストシーズン男がワールドシリーズ連覇の前に立ちはだかることになるか。ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地でフィリーズと地区シリーズ第1戦で激突する。大谷翔平投手との熾烈な競争を制し、56本塁打と132打点の2冠に輝いたカイル・シュワーバー外野手は、ポストシーズンで驚異的なペースで本塁打を量産しており、ナ・リーグのMVP候補に挙がる2人の頂上決戦が勝敗の鍵を握ることになりそうだ。

 MLB公式X(旧ツイッター)は3日(同4日)、シュワーバーのポストシーズンでの圧倒的な記録を投稿。「シュワーバーはすべてのポストシーズンのラウンドで本塁打を打っています」とし、ワイルドカードシリーズ、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズ全てで本塁打を記録していると紹介。「今年は何本のシュワーボムが見られるでしょうか?」と煽った。

 シュワーバーはポストシーズン通算69試合に出場。打率.237だが、228打数で21本塁打、OPS.906。本塁打率10.86と、約11打数に1本のペースで本塁打を放っており、キャリア全体の13.36を大きく上回る。ポストシーズン通算21本塁打は、マニー・ラミレス(29本)、ホセ・アルトゥーベ(27本)、バーニー・ウィリアムズ(22本)に次ぐ4位だが、本塁打率では上の3人を超えるぺースだ。

 この打棒にSNSでは「今年は花火が期待できるぜ」「彼はフィリーズをワールドシリーズ制覇に導く」「今年は何発飛ばすんだろうな……」「明日、大谷から少なくとも1本は打つ」「ショウヘイからは絶対にない」「えー、まじか! スゴすぎ!」「ドジャースファンはこれ見て震えてろ!」「今年も量産の予感」など、様々なコメントが寄せられている。

 同じくフィリーズでは、ブライス・ハーパー内野手もポストシーズン通算17本塁打、OPS1.016と大舞台での強さを見せる。第1戦で先発する大谷が、強力打線をどこまで封じられるか、短期決戦の重要な一戦となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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