T・ヘルナンデス、逆転3ランで雄叫び 怠慢守備を帳消し…大谷翔平もベンチ飛び出し喜び

3回には怠慢守備で批判殺到
【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間5日・フィラデルフィア)
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手が4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦で7回に逆転3ランを放った。プレーオフ今季3本目。「1番・投手兼指名打者」で投打同時出場した大谷翔平投手に勝利投手の権利をもたらした。
この日、「3番・右翼」で出場。2回の守備ではリアルミュートの右中間への打球を全力で追わずに三塁打を許し、批判を浴びていた。打席では3打席目まで空振り三振に倒れていた。
しかし、1点を追う7回2死一、二塁の第4打席。ストロームを捉え右中間への逆転3ラン。T・ヘルナンデスは胸を叩き感情を露わにすると、大谷もベンチから飛び出し、T・ヘルナンデスの背中を叩き称えた。この一発で大谷は勝利投手の権利を持って降板した。