佐々木朗希の魔球が「バグすぎる」 打者は口を開けて呆然…まさかの軌道は「打つのムリ」

直球で追い込んだ後、抜け球と見せかけストライクゾーンに
【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間5日・フィラデルフィア)
ドジャースの佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、敵地でフィリーズとの地区シリーズ第1戦で2点リードの9回から登板し、日米通じてプロ初セーブを挙げた。最速101マイル(約162.5キロ)をマークしたが、変化球でも相手打者を翻弄した。
先発の大谷翔平投手が6回3失点の力投で勝ち投手の権利を持って降板すると、2点リードの9回に佐々木が4番手で登板。先頭のリアルミュートに対し、初球から101マイル(約162.5キロ)を計測。フォーシーム3連投で追い込むと、最後は高めに抜けたような軌道からてストライクゾーンに落ちるスプリットで意表を突き、見逃し三振に仕留めた。
この変化球をMLB公式や「ピッチング・ニンジャ」の愛称を持つ米投球分析家のロブ・フリードマン氏がX(旧ツイッター)に動画を投稿。見逃した直後、リアルミュートは口を開けて呆然とするしかなかった。SNSでも「なんじゃいこれ!? ってなってる」「リアルミュートの表情」「びっくり顔たまらん」「ただ呆然と見送るのみ」「高めギリギリに決まるスプリッター、えぐすぎ」「ハマったらマジで打たれないやろうなぁ」「打つのムリだろ」「不思議な球だった」「こんだけ落ちるのバグすぎる」「これはまさに魔球」「パワプロのナックルみたいな軌道してる」などの反応が相次いだ。
佐々木は1死からケプラーに二塁打を浴びたが、落ち着いて後続を二ゴロと三邪飛に仕留め、1回無失点に封じた。これでレギュラーシーズン終盤から救援では4試合連続無失点。ポストシーズンでさらに進化した姿を見せることになるかもしれない。