佐々木朗希にLAファン“手のひら返し”「大好きよ」 敵地沈黙の“11球”「GODだ」

9月末のメジャー復帰後は救援登板
【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間5日・フィラデルフィア)
勝利の咆哮だ。ドジャース・佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、敵地・フィリーズとの地区シリーズ第1戦で9回から登板。1回を無失点に抑えて日米通じてプロ初セーブを挙げた。不安定なブルペン陣を救う快投に、LAファンも「GODだ」「私たちのクローザーよ!」と大絶賛だ。
先発した大谷翔平が6回3失点と試合を作り、グラスノー、ベシアとつないでそして佐々木が9回のマウンドへ。先頭のリアルミュートへの初球はこの日最速の162.5キロ。最後はスプリットで見逃し三振を奪った。続くケプラーには右翼線二塁打を浴びたが、カステヤノスを二ゴロ、最後はストットを三邪飛に抑えて無失点に抑えた。佐々木はマウンド上で雄叫びを上げた。
9月24日(同25日)からメジャー復帰を果たし、以降は救援投手として腕を振るっている。失点はいまだゼロだ。ドジャースは後半戦になってブルペン陣が大不振に陥り、ポストシーズンの不安材料だった。しかしここにきて、佐々木が剛球とスプリットを武器に堂々たるピッチングを見せている。
LAファンからの信頼も高まるばかりで、「支配的だった」「ロウキが文字通りシーズンを救っている 1か月前にはロースター入りさえ考えられていなかったことを考えるとアメージングだ」「ロウキが大好きよ」「ブルペンの救世主よ」「何てヤツなんだ」と絶賛の嵐だ。敵地のプレッシャーを乗り切ったルーキーが、ドジャースに勝利をもたらす。