最終戦でタイトル確定…有原が最多勝、杉山はセーブ王、楽天藤平が球団新の29試合連続無失点

ロッテ戦に登板したソフトバンク・有原航平【写真:小池義弘】
ロッテ戦に登板したソフトバンク・有原航平【写真:小池義弘】

山川が23号満塁弾で有原を援護

 パーソル パ・リーグ公式戦が5日に2試合が行われた。ソフトバンクがロッテに5-2で勝利し、今季のロッテ戦を15勝9敗1分で終えた。オリックスは楽天を2-1で下し、今季最終戦を勝利で飾って3位でシーズンを終えた。

 ソフトバンクは初回、柳田悠岐外野手の4号先頭打者本塁打で先制。先発の有原航平投手は4回裏に同点に追いつかれるも、6回1失点(自責点0)で降板した。打線は7回、2死満塁から山川穂高内野手の23号満塁弾で勝ち越し。有原投手は14勝目を挙げて2年連続の最多勝のタイトルを手にした。杉山一樹投手は31セーブで初の最多セーブに輝いた。

 敗れたロッテは、先発の小島和哉投手が5回1失点、プロ初登板の坂井遼投手が無失点でつないだが、二木康太投手が崩れた。

 オリックスは2回、頓宮裕真捕手の適時打で先制。先発はプロ初登板の山口廉王投手。その後は宮城大弥投手、山下舜平大投手らがつないだ。打線は9回まで1得点だったが、延長11回に太田椋内野手の10号ソロで勝ち越しに成功した。片山楽生投手がプロ初セーブを記録した。

 敗れた楽天は、荘司康誠投手が9回1失点の快投も白星ならず。村林一輝内野手が144安打で最多安打のタイトルを獲得した。また、2番手の藤平尚真投手は球団新記録の29試合連続無失点をマークした。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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