No.1争いは関係なし…大谷翔平の“一言”が「本当にかっこいい」 滲み出た勝利への執念

大谷は6回9K3失点でPS初勝利 朗希はメジャー初セーブ
ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、フィリーズとの地区シリーズ第1戦に「1番・投手」で投打同時出場し、ポストシーズン初勝利を挙げた。6回を投げて9奪三振3失点の力投で、チームの逆転勝利に貢献。試合前にレギュラーシーズン終盤の決断について「特に後悔はない」と語ったことに、称賛の声が相次いでいる。
大谷はレギュラーシーズン最終戦前の9月27日(同28日)、敵地マリナーズ戦を欠場。カイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)と本塁打王のタイトルを競う中での決断だったが、ポストシーズンで最高のパフォーマンスを発揮するための休養を優先した。フィリーズとの地区シリーズを前にした3日(同4日)の会見で「最後に休みを挟んだ方がいいんじゃないかなという判断だったと思うので。特に後悔はないかなと思っています」ときっぱり言い切った。
自分のタイトルよりもチームの勝利を優先し、万全のコンディションで臨んだフィリーズ戦。ポストシーズン初登板でライバルのシュワーバーを投手として完璧に封じ、6回を投げて9奪三振3失点の力投で勝利投手に。短期決戦でも結果を出してみせた。
その姿勢に、SNSでは「『特に後悔はない』ときっぱり」「チームの世界一連覇を最優先にする姿勢が光る」「自分の記録よりチームの勝利 それが大谷翔平」といった声が並んだ。エンゼルス時代に叶わなかった夢を実現させるための選択として、多くのファンが理解を示している。
さらに、「個人よりチーム優先 エンゼルスにいた時ずっと思い描いてた未来なんだからそうなりますよね」「無私無欲 ワールドチャンピオン連覇のみ」「そんな大谷さんだからこそ誰からも好かれるしリスペクトされるんです」「オオタニサーンの偉大さはこういうところよね!」「こういう姿勢が本当にかっこいいと思います」といったコメントも見られ、大谷のプロフェッショナルな姿勢への称賛が際立っている。
(Full-Count編集部)