佐々木朗希は「本当に救世主よ!」 窮地脱した“2球”にLA感動「いなかったら終わってた…」

フィリーズ戦に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
フィリーズ戦に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

首位打者ターナーを2球で打ち取った

【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間5日・フィラデルフィア)

 ドジャース・佐々木朗希投手は6日(日本時間7日)、敵地フィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ第2戦の9回2死一、三塁から緊急登板。一打サヨナラの場面で首位打者トレイ・ターナー内野手を2球で封じ、2試合連続セーブを挙げた。「本当に救世主よ!」「ロウキがいなかったら終わってた……」とLAファンも感動している。

 緊急のマウンドとなった。ドジャースは9回、3点差のリードがあったがブレイク・トライネン投手が大誤算。1死も取れずに2失点した。アレックス・ベシア投手が2アウトまで取ると、佐々木の名前がコールされた。対峙するは好打者のターナー。8回には反撃のタイムリーを打っていた。

 初球は内角へのスプリットがボール。そして2球目だった。内角に99.3マイル(約159.8キロ)のフォーシームを投げ込み、ターナーが打ち返したものの二塁の正面。やや送球が逸れたが、フレディ・フリーマン内野手の見事なスクープでアウトを成立させた。敵地は沈黙した。

 最悪の空気が漂っていたドジャース。そして盛り上がる異様な空気のフィラデルフィア。重圧のかかる登板になったが、見事に最後を締めた佐々木にLAファンも「私たちのクローザーよ!」「ロウキ! ロウキ!」「ロウキがブルペンを救っている」などと感謝と称賛を送っている。

(Full-Count編集部)

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