全力で走らず…テオにLA怒り「イライラする」 第1戦は緩慢守備、続く“怠慢プレー”

4回先頭は投手へボテボテ打球→ファンブルで出塁チャンスも
【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間7日・フィラデルフィア)
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手は6日(日本時間7日)、敵地フィラデルフィアでフィリーズとの地区シリーズ第2戦に「3番・右翼」で先発出場。4回の第2打席は先頭で投ゴロに終わったが、全力疾走していればセーフになっていた可能性もあった。LAメディアは「イライラする」と怠慢プレーに憤りを見せている。
0-0で迎えた4回先頭、T・ヘルナンデスはカウント1-2からの4球目、ボール球に当てるだけの打撃になった。打球は先発のヘスス・ルザルドが処理したが、まさかのファンブルでボールを後逸。ルザルドは慌てて追いかけ、どうにか一塁へ送球してアウトにした
しかし、T・ヘルナンデスが全力で走っていればセーフになっていた可能性も高かった。打った瞬間に諦めたのか小走りをしており、とても全力プレーには見えなかった。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」は「テオの怠慢なプレーはいつも見ていてイライラする」とし、地元放送局「NBCスポーツ・ロサンゼルス」でレポーターを務めるマイケル・J・デュアルテ氏は「あーあ。テオは一塁へ全力疾走しなかった。出塁するチャンスを自ら台無しにした」と肩を落とした。
T・ヘルナンデスは第1戦の2回にも、右中間を破った打球を早々に見送り、打者に三塁まで進まれる緩慢守備を見せていた。1プレーが大事になるポストシーズンで、やや緩慢さが垣間見えている。