ド軍剛腕、今季終了を宣言「PSに入りたかった」 開幕前に手術→リハビリ順調にいかず

ドジャースのブルスダー・グラテロル【写真:ロイター】
ドジャースのブルスダー・グラテロル【写真:ロイター】

今季の再起を目指していた右腕

 ドジャースのブルスダー・グラテロル投手が6日(日本時間7日)までに自身のインスタグラムを更新。今季はリハビリに専念することをファンに報告した。

 グラテロルはX(旧ツイッター)で、「ポストシーズンメンバーに入りたかったですが、リハビリは順調にいっておらず、私は既に2026年(シーズン)に意識を向けたことをドジャースファンにお伝えします。いつも(身体のことを)気にかけてくれて皆ありがとう。ドジャースファンを愛しているよ」と綴った。

 27歳のグラテロルは2020年からドジャースに加入。平均球速100マイル(約161キロ)近い高速シンカーを武器にブルペンを支え、2023年には自己最多68試合登板で防御率1.20の好成績を残した。しかし昨季は怪我に苦しみ、わずか7登板にとどまった。オフは右肩関節唇の手術を受け、今季の再起を目指していた。

 しかし、今季はリハビリで大半を過ごし、シーズン佳境の9月下旬になってもマイナーを含めて一度もマウンドに上がっていない。地元メディア「ドジャース・ネーション」は、「グラテロルにとってこの2年間は辛い時期だ。幾度も怪我を負い、2024年シーズン開幕から(ポストシーズン入れて)僅か10試合の出場に留まっている。(昨年)ワールドシリーズに3試合出場したあと、オフに関節唇の手術を行った。今年1年中復帰できるように努めたが、残念ながら乗り越えることはできず、2026年(シーズン開幕)以降になった」と伝えている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY