“大谷に勝った男”がまさかの「21-0」 チームは崖っぷち…大不振に胸中「受け入れるしか」

ドジャース戦に出場したフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】
ドジャース戦に出場したフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】

ポストシーズンでバットが湿っている本塁打王

【MLB】ドジャース 4ー3 フィリーズ(日本時間7日・フィラデルフィア)

 フィリーズは6日(日本時間7日)、ドジャースとの地区シリーズ第2戦に敗れ、連敗で崖っぷちに立たされた。今季本塁打王に輝いたカイル・シュワーバー外野手は、レギュラーシーズン終盤から直近20打席で無安打。56本塁打を放った男がここにきて不振に陥っている。

 負ければ後がなくなるフィリーズは、強力打線の上位が沈黙。なかでも1番のターナー、2番のシュワーバーは2試合無安打となっている。シュワーバーは大谷を上回る56本塁打でキングに輝いたが、勝負のプレーオフで、2試合で7打数無安打5三振。出塁も1度だけという状況だ。

 レギュラーシーズンも含めると、159試合目から無安打。これで6試合21打席安打がない。試合後にシュワーバーは「あの場面でやり遂げることができなかった。自分はもっといいプレーをしたいという思いがある。僕らは頑張っていないわけではないんだ。とにかく今は受け入れるしかない。とにかく僕らはやるべきことをやるしかない。そうやって僕らはそもそもこの場所までやってきたんだから」とコメントした。

 3勝先取の地区シリーズ。ドジャースタジアムに移動し、8日(同9日)に負ければ終戦の第3戦に臨む。このまま終わるわけにはいかない。

(Full-Count編集部)

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