巨人マイコラス、球団助っ人新の10連勝&燕M点灯阻止「みんなの努力の賜物」
好投で広島に初勝利
巨人のマイルズ・マイコラス投手が24日の広島戦(東京ドーム)に先発し、8回途中5安打無失点と好投。球団外国人投手では新記録となる10連勝を飾った。試合後のお立ち台では「調子は良かったですけど、いい守備もありましたし、勝つために必要な点も取ってくれた。みんなの努力の賜物です」と喜んだ。
マイコラスは初回2死二塁のピンチを切り抜けると、その後は安定したマウンドさばきを見せた。2回から3イニング連続で3者凡退に。5回2死三塁では石原を遊ゴロに打ち取った。
8回に安倍、代打・小窪の安打などで1死一、二塁としたところで降板。試合前まで広島戦は2戦2敗だったが、来日初勝利。「春先に犯した過ちをもう一度、犯さないようにした」と納得の表情だった。
6月20日の中日戦(東京D)から自身10連勝。いずれも3失点以内と安定感抜群だ。「投手コーチにいろいろと教わったり、ともに取り組んでもらって、それがためになった。うまくいった物は継続的に取り組み、自信を失わないようにしました」と大きくうなずいた。
ヤクルトのマジック点灯を阻止。逆転Vへ望みをつないだ。「次も勝ちたいと思います!」と声を張り上げた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count