カブス逸材が激怒…まさかの“誤審”は「最悪の判定」 勝利もファン嘆き「ロボット審判を」

PCAが1死一、二塁から空振り三振の判定に両手を上げ激怒
【MLB】カブス 4ー3 ブルワーズ(日本時間9日・シカゴ)
カブスのピート・クロウ=アームストロング(PCA)外野手が8日(日本時間9日)、本拠地で行われたブルワーズ戦との地区シリーズ第3戦で、“誤審”に怒りをあらわにした。ファンも「本当に酷すぎる」「これはキレてもいいな」との声を上げるなど物議を醸している。
4-1の3回1死一、二塁。PCAはカウント1-2からホセ・キンタナ投手が投じた3球目の80.3マイル(約129.2キロ)のスラーブに対して、ライアン・ブランクニー三塁塁審からハーフスイングを取られて三振となり、両手を上げて何かを叫びながら不満そうにベンチに戻っていった。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」は「PCAのスイングに対して酷すぎるスイング判定。彼は塁審に対して酷すぎる判定だったことを知らせた」と映像を公開。動画内では実況が「彼は判定に対して不満のようです。(塁審に対して)まだ文句を言っています」と伝え、解説は「皆さんはどう思いますか? 彼はスイングをしていません。際どいスイングですらありません」と疑問を呈した。
これに対して「ポストシーズン最悪の判定かもしれない」「感情的になっている」「球審は集中していなかったと認めるべきだ」「塁審にもロボット審判の導入を」「これのせいで負けるかもしれない」などPCAに同情。鈴木誠也外野手、今永昇太投手も所属するカブスは、同シリーズ2連敗中。崖っぷちに追い込まれているだけに、納得のいかないファンも多かったようだ。
カブスは6投手の継投で1点リードを守りきり地区シリーズ初勝利。崖っぷちで踏ん張り、リーグ優勝決定シリーズ進出に望みをつないだ。