ヤンキース終戦…2年連続WSならず 4戦34失点投壊で本拠地悲鳴、ジャッジ敬遠で打線沈黙

Bジェイズは9年ぶりのリーグ優勝決定S進出を決めた
【MLB】Bジェイズ 5ー2 ヤンキース (日本時間9日・ニューヨーク)
ヤンキースは8日(日本時間9日)、本拠地で行われたブルージェイズとの地区シリーズ第4戦に2-5で敗れ、1勝3敗で敗退が決まった。打線が6安打2得点とふるわなかった。
初回にゲレーロJr.の適時打で1点の先制を許したヤンキース。3回にマクマーンのソロで同点としたが、5回にスプリンガーの中犠飛で勝ち越された。さらに7回には失策が絡んで2死二、三塁のピンチを招くと、ルークスの適時打で致命的な2点を奪われた。8回にも1点を失った。
打線は5回までわずか2安打。ブルペンデーとなったブルージェイズ投手陣の前に沈黙した。6回には1死からジャッジが申告敬遠で歩かされ、ニューヨークのファンから大ブーイングが起こった。ヤンキースは得点できなかっただけに“異例の作戦”が奏功した形となった。9回にジャッジが左翼フェンス直撃の適時打を放ったが、反撃はそこまでだった。
敵地で行われた第1戦は1-10、第2戦は7-13と投手陣が崩壊して2連敗。本拠地に戦いの場を移した第3戦は、ジャッジが4回に同点3ランを放つなど最大5点差を追い上げてシリーズ初勝利を飾った。しかしこの日は勢いを持続できず、投手陣が4試合で計34失点。2年連続ワールドシリーズ出場、さらには悲願の世界一の夢は潰えた。
ブルージェイズは2016年以来、9年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
(Full-Count編集部)