シュワーバ―が1試合2本塁打の大暴れ LA悲鳴、山本に続きカーショー粉砕

フィリーズ打線が爆発
【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間9日・ロサンゼルス)
フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が8日(日本時間9日)、敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第3戦で「2番・指名打者」で出場し、4回の第2打席のポストシーズン1号ソロに続き、8回の第4打席にも2号2ランを放ち、1試合2発の大暴れを見せた。
5点リードの8回1死一塁の第4打席では、クレイトン・カーショー投手の145キロの直球を右翼フェンスぎりぎりに運んだ。打球速度108.6マイル(約174.8メートル)、飛距離368フィート(約112.2メートル)、角度42度のダメ押し弾に。フィリーズはこの回一挙5得点で7点差に広げた。
4回無死で迎えた第2打席では、山本由伸投手の155キロの速球を捉えると打球は右翼席に飛び込んだ。打球速度117.2マイル(約188.6キロ)、飛距離455フィート(約138.7メートル)、角度29度の豪快弾にドジャースタジアムは騒然となった。
シュワーバーはドジャースとの地区シリーズ2戦目まで7打数無安打5三振。この日も第1打席は一ゴロに倒れたが、この2発で自身とともに打線も目覚めた。8回までに12安打8得点でドジャースを圧倒している。