ド軍戦終了前なのに…「ファンが一斉に」 LAメディアも注目、カーショー炎上で起きた光景

フィリーズ戦の8回、シュワーバーに本塁打を浴びたドジャースのクレイトン・カーショー【写真:荒川祐史】
フィリーズ戦の8回、シュワーバーに本塁打を浴びたドジャースのクレイトン・カーショー【写真:荒川祐史】

カーショーが7回から登板…8回に5失点

【MLB】フィリーズ 8ー2 ドジャース(日本時間9日・ロサンゼルス)

 ドジャースは8日(日本時間9日)、本拠地でフィリーズとの地区シリーズ第3戦に臨んだ。勝てばシリーズ突破が決まったが、先発の山本由伸投手が4回0/3を3失点とピリッとせず、さらにクレイトン・カーショー投手が2回5失点と炎上。試合終了を待たずに、ファンも落胆の色を隠せなかったようだ。米識者が本拠地で起きた“光景”を指摘している。

 3回に先制したドジャースだったが、4回だった。山本はカイル・シュワーバー外野手に一発を浴びるなど3失点。5回に連打を許して降板した。1-3のまま迎えた7回からカーショーがマウンドへ。どうにかピンチを凌いで8回も続投したが、これが誤算だった。

 JT・リアルミュート捕手に一発を浴び、さらに四球と失策で走者を背負った。犠打で1死を取るも、トレイ・ターナー内野手に適時打、さらにシュワーバーに2ランを浴びて5失点した。試合終盤での7点差。ドジャースタジアムには空席が目立ち始めた。

 地元放送局「NBCスポーツ・ロサンゼルス」でレポーターを務めるマイケル・J・デュアルテ氏はシューワバーの2ラン後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「フィリーズが8-1となり、ドジャースファンは帰り始めた。フィリーズの上位打線を目覚めさせたのは良い考えではない」と指摘し、「NBCスポーツ」でレポーターを務めるオリビア・ガービーさんも「ドジャースファンが一斉に帰り始めてる」と、ファンが“諦め”モードに入ったとした。

 ドジャースが試合に敗れれば、第4戦の先発はタイラー・グラスノー投手が務める。第4戦を落とせば、敵地フィラデルフィアでの大一番となるだけに、本拠地でシリーズ突破を決められるだろうか。

(Full-Count編集部)

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