カーショーを「どうして続投させた」 回跨ぎで5失点炎上…ド軍監督の選択に米辛辣

フィリーズ戦に登板したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:荒川祐史】
フィリーズ戦に登板したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:荒川祐史】

7回2死一、三塁のピンチしのぐも…8回シュワーバーに被弾など崩れる

【MLB】フィリーズ 8ー2 ドジャース(日本時間9日・ロサンゼルス)

 ドジャースは8日(日本時間9日)、本拠地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第3戦に2-8で敗れ、対戦成績は2勝1敗となった。7回から4番手で登板したクレイトン・カーショー投手が2回5失点と炎上。米メディアは起用法に疑問を呈した。

 米ポッドキャスト番組「That’s Ball Folks!」の司会を務めるジョシュ・レイノルズ氏は「心の底から、正直言って、本当にどうして、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は8回にクレイトン・カーショーを続投させたのだろうか……。カーショーの7回は悲惨だった。(しかも)フィリーズの酷い走塁によってピンチを脱したのに。信じられない。本当にショックを受けている」と嘆いた。

 地元放送局「MASNスポーツ」のナショナルズ担当のマーク・ザッカーマン氏も「(滅多打ちを喰らった)時点でデーブ・ロバーツ監督はポストシーズンの8回にクレイトン・カーショーを続投させたら駄目だと学んだはずなのに……」と指摘した。

 カーショーは1-3の7回に登板。先頭から安打、四球など2死一、三塁のピンチを招きながら、無失点に抑えていた。しかしイニング跨ぎとなった8回にシュワーバーに2ランを浴びるなど一挙5失点。試合終盤で7点差となり、本拠地は空席が目立った。ドジャースの勝敗の行方とともに、通算223勝のレジェンド左腕の今後の起用法にも注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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