山本由伸、試合途中で「体調を心配された」 捕手らがマウンド集結…苦笑いの一問一答

メジャー初完投に「自分の成長を感じた」
【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間15日・ミルウォーキー)
ドジャースの山本由伸投手は14日(日本時間15日)、敵地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発し、9回3安打1失点で完投勝利を挙げた。チームを2連勝に導いた山本の試合の一問一答は以下の通り。
――前回の対戦から変えたことは。
「コーチやウィルの意見とか、いろんな意見を聞きながら組み立てをしました」
――PSで8年ぶりの9回完投の意味合い。
「8年ぶりというのはついさっきまで知らなかったのですけど、とにかく1イニングずつ集中してテンポよく投げられたので、最後まで投げて締めくくることができてよかったです」
――初回の初球被弾からどう立て直したのか。
「1人目のバッターだったので、すごい悔しかったんですけど、とにかく切り替えて次のバッターに投げていきました」
――大事な試合で9回まで任せてもらえた。
「信頼してもらえる、任せてもらえるというのは選手としてすごく嬉しいことだと思う。ますます頑張りたいと思います。今日は信頼してくれていることをしっかり返すことができてよかったと思います」
――マンシーは「さらに良くなるはず」だと。
「今日の試合でも自分の成長はすごく感じましたし、初回だったり反省するところはありましたけど、今日のような試合を勝っていくことで自分の成長につながっていくと思います」
――先制されたが、味方が逆転した。
「すぐに同点してもらったので、とにかく集中して投げないといけないと思ったし、リードしてもらって、その点差を守ることに集中しました」
――今日は自分の思ったところに投げられたか。
「そうですね、今日は色々なボールを使っていけた。立ち上がり、すごく積極的に来ているのは感じていたので、そこで有効なボールをいいところに投げていけた。そういったところがつながったかなと思います」
――9回投げ終えた心境。
「試合を最後まで終わらせることができたので、達成感といいますか、そういった気持ちがありました」
マウンドで迎える勝利の瞬間「こっちにきて初めて」
――初球被弾と9回マウンド託された心境は。
「初回はまだ1人目だったので、それがホームランでしたし、切り替えて投げることができたかなと。9回、上がって決めた時は感覚もすごい良かったので、とにかく自信を持って投げようと思いました」
――ゲームセットの瞬間をマウンドで迎えた。
「まあ、こっちに来て初めてだったので、すごい達成感を感じましたし、とにかくチームの勝ちに貢献できたので、それが一番嬉しかったです」
――状態がいい先発陣の中にいる。
「みんな、すごいいいピッチングをしているので、そのリズムに乗ったり、昨日もスネルがすごくいいピッチングをしていたので、自分もなんかいけるぞっていう気持ちになりましたし、結果以上にいい効果を得たというのかな、と。そういったのが感じています」
――今はピッチングが楽しい感覚は。
「うまくいった時はやっぱり楽しく感じますし、打たれたら悔しいですし。はい、そんな感じです」
――5回途中に監督がマウンドに行きかけた。
「初球スプリットのサインだったんですけど、あんまりこう、初球振ってくると思わなかったので、ゾーンにゆっくりゆっくりというか、ちょっとスピードを落としたスプリットを投げたかったんですけど、結果うまくいかず。その違和感で体調を心配されたとか、はい、そういう感じで。まあ問題は全くないですけど」
(Full-Count編集部)