第1次戦力外期間がひと区切り…打点王や元ドラ1に新人王 12球団で計101人、最多はロッテ

楽天・島内宏明、巨人・高橋礼、西武・渡部健人(左から)【写真:小池義弘、小林靖】
楽天・島内宏明、巨人・高橋礼、西武・渡部健人(左から)【写真:小池義弘、小林靖】

CSファーストSで敗退した2球団は最終戦の翌日まで

 プロ野球の第1次通告期間が10日でひとまずの“節目”を迎えた。9月29日からの12日間で12球団から計101人の選手が選手生活の岐路に立たされた。(支配下で育成契約打診の選手も含む、集計は10日午後8時の時点)

 両リーグ最多は今季最下位に終わったロッテの13人。昨季は救援として41試合で防御率1.51を残しながら、今季は1軍出場機会がなく終わった国吉佑樹投手や二木康太投手らが戦力外となった。またロッテでは戦力外ではないが、石川歩投手、澤村拓一投手、荻野貴司外野手が退団となるなどファンを驚かせた。

 西武、パ・リーグを制したソフトバンクがともに12人だった。西武はドラフト1位入団の渡部健人内野手、新人王の水上由伸投手ら。ソフトバンクもドラフト1位の風間球打投手や実績のある又吉克樹投手、武田翔太投手らの名前が発表された。

 セ・リーグの最多はDeNAの12人。黄色靭帯硬化症から復活した三嶋一輝投手、2024年の現役ドラフトで阪神から加入した浜地真澄投手が構想外となった。次いで巨人の11人で元新人王の高橋礼投手や重信慎之介外野手、乙坂智外野手らが通告を受けた。

 もっとも少なかったのは日本ハムの1人で古川裕大捕手だった。第1次戦力外通告期間はクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ前日の10月10日までだが、同ステージで敗退した2球団のみ最後の試合の翌日まで。遠征で移動がある場合は翌々日まで延長される。第2次戦力外通告期間はCS全日程終了の翌日から日本シリーズ終了の翌日までとなっている。

(Full-Count編集部)

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