「永久欠番になる」佐々木朗希に示した敬意 伝説の1日直後…“前任者”が認めた存在感

佐々木が見せる好救援をロハスが称賛
【MLB】ドジャース 2ー1 フィリーズ(日本時間10日・ロサンゼルス)
背番号「11」の“前任者”、ドジャースのミゲル・ロハス内野手も佐々木朗希投手が披露した圧倒的な投球に賛辞を送った。佐々木は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第4戦の8回から登板し3イニング連続で3者凡退。リーグ優勝決定シリーズ進出を引き寄せた“完璧投球”に36歳ベテランも見惚れたようだ。
地区シリーズ突破を祝い行われたシャンパンファイトの最中、ロハスが佐々木に賛辞の言葉を並べた。メディアの問いかけに対し「1年目の選手としてロウキは、大きな要求をされていたように感じる。彼は色々なことに取り組んでいた。ブルペンで居場所を見つけたように感じる。登板する際、大きな自信を感じるように見えるし、ピシャッと抑えている」と絶賛した。
続けて「(怪我から復帰後)彼は活躍している。シーズン終盤、私たちは(その活躍を)とても必要としていた。素晴らしいね」と、復帰以降ブルペン陣の救世主となっている佐々木に敬意を示した。
ロハスは佐々木が入団時、これまで自身が背負っていた11番を譲り、今季は72番でプレーすることを決めた。「彼が居心地が良くなって、この数日間ような活躍をしてくれるなら、自分はチームメートに対して何だってやるよ。気にしていない」と語ると、「私は主役になることを望んでいないし、ただチームに貢献したいだけなんだ」とチームリーダーとしての思いを明かした。
インタビューの最後にロハスは「ロウキがこの活躍を続ければ背番号11は永久欠番になるだろう」と強調。今季からドジャースに加わった23歳が秘めたポテンシャルに期待を寄せた。
(Full-Count編集部)