佐々木朗希を“MVP”に選出 最大限の賛辞…MLBがSNSで称えた姿「圧倒的だった」

MLBが公式SNSで称賛
【MLB】ドジャース 2ー1 フィリーズ(日本時間10日・ロサンゼルス)
ドジャースに流れを引き寄せた“36球”にMLBも注目した。佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第4戦の8回に登板し3イニング連続で3者凡退。MLBは公式SNSで佐々木の“完全投球”を称えた。
MLBは試合後、公式X(旧ツイッター)で「ナ・リーグ地区シリーズのロウキ・ササキは圧倒的だった」のコメントとともに佐々木朗希の成績を並べた特別画像を投稿。その画像には「MVPパフォーマンス」の文字も添えられており、“MVP”に値する活躍だと紹介した。
フィリーズ戦で佐々木は、ドジャースが同点に追い付いた直後の8回からマウンドへ。先頭のシュワーバーを右飛、ハーパーを三飛、4番ボームを二ゴロに抑え、8球で無失点。9回も続投するとマーシュを二ゴロ、リアルミュートを100.2マイル(約161.2キロ)のフォーシームで空振り三振、ケプラーも三飛に抑えた。
試合が延長に入ると10回もマウンドに上がり、カステヤノスを三ゴロ、ストットを見逃し三振。最後はターナーを右直に抑え、3イニングで36球を投げ1人の走者も出さなかった。リリーフでの回跨ぎは自身初だったが、圧巻の投球を披露した右腕にMLBも最大限の賛辞を送った。