阪神からトレード→30歳で覚醒「メジャーに見つかってまう」 160キロ連発に虎党も涙

日本ハムの齋藤友貴哉がCSで剛腕Sをマークした
■日本ハム 2-0 オリックス(11日・エスコンフィールド)
日本ハムの齋藤友貴哉投手が11日、本拠地で行われたオリックスとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦でセーブを挙げた。2点リードの9回を160キロ連発の3者凡退に抑えると、ファンから「覚醒具合おかしい」などと声があがっている。
2-0でマウンドを託された30歳右腕は西野、森を連続で一ゴロ。最後は杉本を追い込んでから148キロのスプリットで空振り三振で締めた。うなりをあげる160キロのツーシームを連発し、ファンを歓喜させた。
阪神時代の2022年オフに江越大賀外野手とともに渡邉諒内野手、高浜祐仁内野手とのトレードで日本ハムに加入。2023年に膝を手術し、昨年に復帰すると25試合に登板し防御率1.71をマーク。今季はキャリアハイの47試合で1勝2敗、防御率1.35。14ホールドをマークし、プロ初を含め3セーブをマークした。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeで「【北の剛腕守護神】齋藤友貴哉『160キロ連発でねじ伏せた! 11球3者凡退で締めてCS初戦を制する!』」とのタイトルで映像を公開すると、「自分の凄さを自覚」「人って努力次第で変わる」「山形の誇り」「友貴哉がメジャーに見つかってまう」といったコメントが寄せられた。
さらには「阪神の時から好きだったから活躍してくれてうれしい」「阪神ファンです 泣けました」「守護神で甲子園に戻ってきたら熱すぎるな!」と“古巣”のファンも喜んでいた。