佐々木朗希の魔球が秘めた“427”が「えげつない」 専門家も注目…衝撃データに米驚愕

佐々木朗希は地区S第4戦で3回完全の救援投球
衝撃の余韻が続いている。ドジャース・佐々木朗希投手の“魔球”がファンの間で話題となっている。9日(日本時間10日)のフィリーズとの地区シリーズ第4戦で披露した球種にSNSでは「つけ入る隙がない」などと称賛の声が上がっている。
佐々木は1-1の8回から登板。シュワーバーから始まる強力な上位打線を3者凡退。9回も続投し、リアルミュートには100.2マイル(約161.2キロ)のフォーシームで空振り三振を奪うなど、再び打者3人で片付けた。延長10回もマウンドを託されると“完全救援”。合計36球で1人の走者も許さなかった。
米投球分析家で「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏は、自身のX(旧ツイッター)に「ロウキ・ササキ。えげつない88.4マイル(約142.3キロ)のスプリット/フォークボール。(回転数は)僅か427回転/分」と投稿。2008年の計測開始以降、これを下回ったのはアロルディス・チャップマンだけだと伝えた。
SNSではこの投稿に多くのファンが反応。「ドジャースが守護神として起用し続けても驚かない」「モンスターのような活躍ぶり」「ザ・マジシャン」「ロウキがしばらくの間本物の守護神として活躍してくれるかもしれない」「変化がヤバかった」「今まで見てきたなかで、最もえげつないスプリット」といった声が寄せられた。
ドジャースは延長11回に勝ち越し2-1で勝利し、地区シリーズ突破を決めた。8回から3イニングをピシャリと抑えた佐々木の存在は、勝利に不可欠だった。
(Full-Count編集部)