不振の大谷翔平に指揮官“注文”「狙い球を定めて」 地区S打率.056も「期待している」

ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦
【MLB】ブルワーズ ー ドジャース(日本時間14日・ミルウォーキー)
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われるブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に「1番・指名打者」で先発出場する。試合前に会見を行ったデーブ・ロバーツ監督は大谷について「一貫性のあるアプローチをすること。フィリーズ(投手陣は)彼に対してタフだった。彼らも同じことをするだろう」と指摘した。
大谷はレッズとのワイルドカードシリーズでは9打数3安打の打率.333、2本塁打と好発進したが、フィリーズとの地区シリーズでは18打数1安打の打率.056、本塁打なしに終わっただけに“復調”に期待がかかる。
ブルワーズとのシリーズ初戦を前に指揮官は「選手全員が一貫性のあるアプローチ、そして狙い球を定めてほしい。私はそれだけを求めている」と話した。
「そして(あらかじめ)やることを決めておくこと。空回りをしないことだ。(空回りをして)イライラすると、予想しやすくなり、(相手は)投球しやすくなる」
リーグ優勝決定シリーズは、ワールドシリーズと同じ4勝先取。これまでよりも長い戦となる。大谷はシリーズが変わり、復調なるか。指揮官は「今シリーズ、ショウヘイはいい活躍をしてくれると期待している」とうなずいた。
(Full-Count編集部)