米放送局も「見たことがない」 ド軍好機を阻んだ“8-6-2”に困惑「クレイジーなプレー」

ホームでアウトになるドジャースのテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター】
ホームでアウトになるドジャースのテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター】

マンシーの打球はドジャースタジアムなど9球場でスタンドイン

【MLB】ブルワーズ ー ドジャース(日本時間14日・ミルウォーキー)

 ドジャースは13日(日本時間14日)、敵地でブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に臨んだ。4回には満塁好機を作り、マンシーが特大飛球を飛ばしたものの“中ゴロ”でまさかの併殺。「これは今まで見た中で史上屈指のクレイジーなプレー」と米放送局も驚きを隠せなかった。

 0-0の4回、ドジャースは1死満塁からマンシーが中堅後方へ大飛球を放った。中堅手フリリックがフェンス際でジャンプして一度グラブに収めるも、弾いて地面につく前に再捕球。しかし、キャッチする前にフェンスにボールが当たっていた。

 走者としては判断が難しいプレーとなったが、その後ボールは本塁へ送られ、三塁走者のT・ヘルナンデスが本塁でフォースプレーでアウトに。二塁走者のスミスは中堅手が捕球したと認識して三塁には進んでいなかったが、捕手のコントレラスが三塁を踏んでアウトとした。

 米放送局「TBS」でも驚きのプレーに興奮を隠せなかった。実況のブライアン・アンダーソン氏、強肩外野手として鳴らしたジェフ・フランコーア氏、通算136勝のロン・ダーリング氏は「この2シーズン、ブルワーズはホームランを奪う才がある」「これは今まで見た中で史上屈指のクレイジーなプレー」と言葉を並べた。

「これまでのプレーオフ野球で最もワイルドなプレーの一つでした。信じられないようなダブルプレーでブルワーズはこのイニングを切り抜けました。(今のは)なに?」「あんなものは見たことがない」とし、ドジャースナインだけでなく、米放送も困惑していた。

(Full-Count編集部)

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