佐々木朗希を9回途中で降板させたワケ ロバーツ監督説明「ちょっと不調だった」

9回に降板したドジャース・佐々木朗希(左)とデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
9回に降板したドジャース・佐々木朗希(左)とデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

リーグ優勝決定シリーズ第1戦に薄氷勝利

【MLB】ドジャース 2ー1 ブルワーズ(日本時間14日・ミルウォーキー)

 ドジャースは13日(日本時間14日)、敵地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に2-1で勝利した。9回には佐々木朗希投手をマウンドにあげたが、1失点してなおもピンチの場面で降板。ロバーツ監督は佐々木の投球について、「彼はちょっと不調だったが、球はそれでもよくて、ただコースを外れていただけ」と、ボールについては評価した。

 2点リードの9回、プレーオフで好投を続ける佐々木を投入。しかし、1死からコリンズに四球、バウアーズに中越え二塁打を許し、チョウリオの犠飛で失点。その後イエリッチに四球を与えたところでロバーツ監督は交代を告げた。交代させたことについては「本人(佐々木)の感覚とコーチ陣の言葉で決めた」と明かした。

 その後は不調のトライネンがマウンドへ。2死満塁のピンチで空振り三振を奪い、なんとか試合をものにした。

 ドジャースは先発スネルが8回1安打無失点の好投。9回も投げさせる可能性は「50-50だった」と説明。佐々木を投げさせた理由については「ロウキはこれまでとてもいいピッチングをしてきていた。2点リードだったので、あそこではロウキを起用するのがいいと感じた」と話した。

(Full-Count編集部)

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