佐々木朗希がまさかの降板→救った不振のトライネン 136勝右腕も感銘…繋がるド軍の“絆”

試合を締めたドジャースのブレイク・トライネン【写真:ロイター】
試合を締めたドジャースのブレイク・トライネン【写真:ロイター】

佐々木は0回2/3を1安打2四球1失点

【MLB】ドジャース 2ー1 ブルワーズ(日本時間14日・ミルウォーキー)

 苦しむ守護神を、苦境のチームを救った。ドジャースのブレイク・トライネン投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦の9回2死から緊急登板。満塁のピンチを凌ぎ切り、今ポストシーズン初セーブを挙げた。米実況も“感動の光景”に注目していた。

 2-0で迎えた9回、佐々木は先頭のダービンを2球で三飛に打ち取るも、続くコリンズには四球を与えた。代打バウアーズにはエンタイトル二塁打で1死二、三塁のピンチを招き、チョリオには中犠飛で1点を返された。さらにイエリッチは四球を与え、2死一、三塁となったところでトライネンに交代となった。

 トライネンといえば、9月に12登板で1勝5敗、防御率9.64と大不振に陥り、クローザーの座を佐々木に譲る形となるなど、今季は厳しい1年を過ごしている。それでも、四球を出した後にチュラングを空振り三振に仕留めてチームに勝利をもたらした。

 米放送局「TBS」で解説を務めていた通算136勝のロン・ダーリング氏は「ここまでのポストシーズン、チームメートがトライネンが助けてきましたが、(今日は)トライネンがササキを助けました」と、ドジャースブルペンの“絆”に注目。お互いがお互いをカバーし、勝利に繋げる姿に感銘を受けたようだ。

(Full-Count編集部)

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