山本由伸「締めくくるつもりで」 9回1失点の完投勝利…前回の屈辱も「自信もってマウンドへ」

初回に初球を被弾されたが「PSは勝つことが大事」
【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間15日・ミルウォーキー)
ドジャース、山本由伸投手が14日(日本時間15日)、敵地でブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズの第2戦に先発し、9回を3安打1失点の完投でチームを勝利に導いた。チームは敵地で2連勝を飾り「勢いに乗っていきたい」と声を弾ませた。
「締めくくるつもりで自信をもって投げました」。堂々と9回のマウンドへ向かった。初回に先頭打者への初球を本塁打とされれたが「初回は反省するところになりましたけど、結果的に勝てたので。ポストシーズンは勝つことが大事なのですごいよかったと思います」と笑顔をみせた。
前回登板となった8日(同9日)の本拠地・フィリーズ戦は5回途中6安打3失点で敗戦投手となっていた。悔しい投球内容となったが、「感覚が悪かったわけではないので、しっかり練習して、自信をもってマウンドにあがれた。練習した甲斐があったと思います」と振り返った。
9回のマウンドに上がる前には、ノートを片手にマーク・プライヤー投手コーチと入念に話し合っていた。「上がることは決まっていた。打順がよかったので、入念に打ち合わせをしてリスクの低いボールを選んで投げました」と、自身メジャー初完投に充実感をにじませた。
チームの2連勝について「先に取れたのは大きい。勢いに乗っていきたい」と汗をぬぐった。
(Full-Count編集部)