所要時間たった4分… 佐々木朗希を米メディア称賛「えげつない」「扉を閉めた」

3者凡退で3セーブ目を挙げる
【MLB】ドジャース 3ー1 ブルワーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
前回の失敗を引きずることなく、鮮やかなリベンジを見せた。ドジャースの佐々木朗希投手は16日(日本時間17日)、本拠地ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で2点リードの9回に救援登板し、3セーブ目をあげた。チームは3連勝でワールドシリーズ進出に王手をかけ、米メディアから称賛の声が止まらない。
特大な“ロウキコール”を背にマウンドへ。先頭のボーンの初球から99.7マイル(約160.5キロ)を計測し、ベッツの好守備で1死を奪った。続くフリリックを遊飛、最後はダービンを空振り三振に仕留めた。
プレーオフでは6試合目の登板。前回登板となったリーグ優勝決定シリーズ第1戦では、9回に2番手で登板したが、2/3回を投げ、1安打2四球で1失点、球数22球で降板。初の救援失敗となったが、見事に立ち直った。
この快投に米メディアも続々と反応。地元メディア「スポーティング・トリビューン」のエイドリアン・メディナ氏は「ロウキが初戦の登板から挽回し、第3戦の9回で扉を閉めた」とX(旧ツイッター)で称賛。地元メディア「ドジャース・ネーション」の公式Xは「ロウキが最後の仕上げをする」と投稿した。
米国の野球専門誌「ベースボール・アメリカ」は「ロウキ・ササキがえげつないスプリットで扉を閉めた」と記し、その力投を称えた。2年連続のワールドシリーズ進出へ、信頼感はさらに高まってきた。
佐々木が初球を投じてからおよそ4分で終焉を迎えた第3戦。大舞台で見せつける実力に、称賛の声が止まらない。
(Full-Count編集部)