日ハムはエースが意地の116球、鷹は打率5割超の好打者がキーマン…CSファイナルは第4戦へ

意地を見せた伊藤大海、打率.583の柳町達
17日に行われた「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第3戦は6-0で日本ハムが勝利した。試合で“ハンパじゃないくらいイイはたらき”、略して“パない”はたらきをした選手を両チームから紹介する。
王手をかけられた日本ハムは、エースの伊藤大海投手が先発。打線が先制した初回、いきなり1死二塁と得点圏に走者を背負うが、栗原陵矢内野手を空振り三振、山川穂高内野手を遊ゴロに仕留める。その後も出塁こそ許しながらも相手に流れを渡さず。5回、6回と3者凡退に抑え、7回の大量点を呼び込んだ。
8回は先頭に四球を与えたものの、続く柳田悠岐外野手を空振り三振。後続も内野ゴロで打ち取り、8回116球5安打1四球11奪三振無失点でマウンドを降りた。
エースの力投でようやくファイナルステージ1勝目をつかんだ日本ハム。この勝利をきっかけに、明日からも続く負けられない戦いを勝ち進めるか。
ソフトバンクは伊藤に苦戦した打線の中でも、柳町達外野手が3安打の活躍を見せた。第1打席はセンター前安打、第2打席ではあと少しでホームランとなる、フェンス直撃の二塁打。第3打席にはレフトにも安打を放った。
ここまで12打数7安打、打率.583と好調が続いている柳町。完封負けで3戦目を落としたが、アドバンテージ含む3勝1敗と有利な状況は変わらない。日本シリーズ進出、そして日本一へ、次の試合も安打を量産していきたい。
「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」期間中、1番“パない”はたらきをした選手に贈られる「#パーソル賞」は、ファン投票により決定される。投票したファンの中から抽選でサイン入りユニホームなど豪華景品が当たるキャンペーンも実施中。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)