無関係な人まで投稿…大谷翔平は「人間じゃないな」 米国に広がった狂気的な“離れ業”

ブルワーズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ブルワーズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

他球団番記者も次々と投稿

【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場し、打っては3本塁打、投げては7回途中無失点10奪三振の快投で、シリーズMVPに輝いた。異次元のパフォーマンスには、ヤンキース、カブス、ブルージェイズ、アスレチックスといった“無関係”な他球団の番記者たちまでが続々と投稿。「人間じゃない」と反応するほどの内容だった。

 大谷は初回、四球で走者を許すも、続くチューリオらから3者連続三振。その裏の第1打席では、左腕キンタナの直球を右翼スタンド上段に運ぶ先頭打者アーチを放ち、チームに勢いをもたらした。さらに4回には右中間場外へのソロ弾、7回にはバックスクリーン左への一発を放ち、1試合3発を記録。今年のポストシーズン通算5本目のアーチとなった。

 投球でも6回までスコアボードに「0」を並べ、7回は無死一、二塁の場面で降板したが、10奪三振で失点を許さなかった。ドジャースタジアムは異様な熱気に包まれ、ファンからはスタンディングオベーションが送られた。MLB公式サイトのアスレチックス番マーティン・ガレゴス記者はXで「オオタニ・ゲーム」と称した。

 米スポーツ局「ESPN」のカブス、ホワイトソックス番ジェシー・ロジャース記者も「彼は人間じゃないな」と脱帽。ニューヨーク紙「デイリー・ニュース」のヤンキース番ゲーリー・フィリップス記者も「マジかよ、彼がまたホームラン打った」とリアルタイムで驚きを投稿した。各記者の投稿はいずれも本塁打の1〜4分以内というスピード感で、衝撃の瞬間が伝わってくる。

 また、カナダメディア「スポーツネット」のベン・ニコルソン・スミス氏は「プレーオフ1試合で3本塁打に加え、6イニングを無失点、10奪三振。おそらく史上最高の個人の試合」と称賛。ドジャースにとっても、球史に残る一戦となった。

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