防御率0.00も戦力外「嘘だと言ってくれ」 日本S4日前…突然の発表に虎党悲鳴

阪神・藤川球児監督【写真:小林靖】
阪神・藤川球児監督【写真:小林靖】

戦力外第2次通告期間がスタート

 阪神は21日、漆原大晟投手と来季の契約を結ばないことを通告した。漆原は今季11試合に登板して2ホールド、防御率0.00の好成績を残していた。さすがにファンも驚きを隠せなかったようで、「ちょっと受け入れられん……」「まじか」とどよめきが広がった。

 阪神はDeNAとのクライマックスシリーズファイナルステージを3連勝で制し、25日からソフトバンクとの日本シリーズに臨む。大一番の4日前、戦力外第2次通告期間がスタートしたこの日、漆原に戦力外を通告した。

 漆原は2018年の育成ドラフト1位でオリックスに入団。2023年は16試合の登板で0勝0敗1ホールド、防御率3.00という成績を収めながらも同年に現役ドラフトで阪神に移籍したことで話題を呼んだ。昨年は自己最多の38登板、1勝4敗、5ホールド、防御率3.89をマーク。今季は11試合に登板するも、1軍での登板は6月14日の楽天戦で1回無失点に抑えて以降は登板機会がなかった。

 2軍では31試合に投げ、1勝1敗7セーブ、防御率2.17の好成績だった。阪神はリリーフ陣を含めて投手層は厚いものの、好投していた29歳の戦力外にファンも目を丸くしたようだ。「マジで!? プロって、本当に厳しい世界」「漆原まじですか」「漆原さん戦力外……? 嘘だと言ってくれ」「漆原の戦力外は想定外すぎるだろ」「漆原はどっか取るでしょ」と反響を呼んでいる。

(Full-Count編集部)

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