山本由伸は「とにかくクレイジー」 逆に難しい“粗探し”、同僚が明かす脱帽した瞬間

グラスノーが語った山本由伸「アメージングだった」
ドジャースのタイラー・グラスノー投手が26日(日本時間27日)、本拠地で行われるブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦前に取材に応じ、山本由伸投手について「彼の能力はとにかくクレイジーだよ」とポストシーズンでの活躍を称えた。
山本は25日(同26日)敵地で行われた第2戦に先発。初回に得点圏に走者を背負うも2三振を奪うなど無失点。3回に犠飛で同点に追いつかれたが、3回2死からは1人の走者も許さない完璧な投球で、前日に11得点を挙げた強力ブルージェイズ打線を封じた。
山本は9回105球、8奪三振、4安打1失点。14日(同15日)のブルワーズ戦でも9回111球、3安打1失点で完投しており、2試合連続での完投勝利でエースの風格を見せた。
グラスノーは「(逆に)印象的じゃないのが何って言う、ね。僕がいつも感心させられるのは、彼の一貫性だと、とにかく思っている。彼の1週間の中での準備や、マウンド上でのテンポは常に同じなんだ。ゲームプランについては考えてはいるものの、余計な考えがないように思える」と山本の登板へのアプローチを称えた。
山本への称賛は続き、「とにかく、とても集中している人間に思えるんだ。直近2試合は、驚異的なものがあるね。彼はリズムに乗って、イニングが進んでいくにつれて、どんどん良くなっていったと思う。彼が昨日そのリズムを掴む姿は、アメージングだった」とポストシーズンで続く快投を振り返った。
ブルージェイズとの第3戦目にグラスノーは先発予定。山本から受けたバトンを受け継ぎ、本拠地での2勝目を手繰り寄せる投球に期待がかかる。
(Full-Count編集部)