今年のダルビッシュ有の「専属捕手」は? レンジャーズ監督が語る
ダルビッシュと相性抜群のジョバンニ・ソト
レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)の専属捕手が、今年もジョバンニ・ソトに決まりそうだ。地元紙ダラス・モーニング・ニュースが伝えている。
同紙は「レンジャーズがダルビッシュの“専属捕手”が誰になるかを発表する」と題した記事を掲載した。先月はソトが足首の手術で離脱していたため、ここまでのオープン戦は新加入のJ・P・アレンシビアがダルビッシュとコンビを組んでいた。ただ、ソトが今週中にも復帰するため、パートナーはかわるだろうとしている。
ロン・ワシントン監督は、ダルビッシュの“専属捕手”としてソトを起用する方針を再確認したという。2人にコンビを組ませ続けるプランを持っているようだ。「ソトはそれをやりたいと決めたようだし、ダルビッシュも同じ考えだ」と明言。「彼らには信頼関係がある」と続けた。
ダルビッシュはソトとコンビを組んだときには防御率2・68だが、ほかの捕手の時には防御率3・76と明らかに数字が落ちる。昨年は、9月4日のアスレチックス戦で正捕手のA・J・ピアジンスキー(現レッドソックス)とマウンド上で口論になったこともあった。それ以後、ダルビッシュの登板ではソトがマスクをかぶり続けた。
アレンシビアもダルビッシュの球を受けることに「とても自信がある」と話しているが、今年は最初から相性抜群の“女房”と組むことになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count