依然続くプロ野球人気 ロッテ、西武、中日、ヤクルトが観客動員好調

中日・松坂大輔(左)とロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】
中日・松坂大輔(左)とロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】

パはロッテが+9%の高い伸び、日本ハムと低迷の楽天が苦戦

 セ・パ両リーグは第20週を終えてともに638試合ずつを消化した。NPBの公式戦は858試合だから、残りは両リーグともに220試合。現時点での観客動員を見ていこう。

◯パ・リーグ1試合当たりの平均観客動員数 2018年/2017年、増減の%

1ソフトバンク 3万6155人/3万5094人 +3.0%
2日本ハム 2万7546人/2万8978人 -4.9%
3西武 2万4441人/2万3239人 +5.2%
4楽天 2万4359人/2万4931人 -2.3%
5オリックス 2万2817人/2万2658人 +0.7%
6ロッテ 2万2314人/2万425人 +9.0%

パ・リーグ全体 2万6343人/2万5910人 +1.7%

 ロッテが前年比9%増と大幅な伸びを示している。前年は断トツの最下位だったが、井口新監督の人気か、今季はポストシーズン争いに踏みとどまっているためか。

 首位を走る西武も5.2%増と好調。ソフトバンクは、昨年の強さはないが3.0%増と好調を維持している。オリックスは0.7%増と微増。楽天は-2.3%、これは開幕からチームが低迷していることと関係があると思われる。また、日本ハムが-4.9%と大きく観客数を減らしている。

 パ・リーグ全体では1.7%増、総観客動員は1111万5444人だったが、今季は1130万人を超えそうだ。

中日は松坂人気で大幅増6.3%、巨人、広島、DeNAは飽和状態か

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