緊急手術から2週間「勝つだけだ」 106億円左腕の自信…朗希は「ユーモアも…最高だ」

ドジャースのタナー・スコット【写真:荒川祐史】
ドジャースのタナー・スコット【写真:荒川祐史】

スコット「もう勝つだけだ。ワールドシリーズで勝つ。それが目標だ」

 ドジャースのタナー・スコット投手は23日(日本時間24日)、ロジャースセンターでワールドシリーズの前日会見に参加した。地区シリーズで途中離脱していた左腕は、「いい感じだ。前よりもかなり。もう勝つだけだ。ワールドシリーズで勝つ。それが目標だ」と意気込みを語った。

 昨オフに4年7200万ドル(約106億4000万円)の大型契約でドジャース入り。守護神としての働きが期待されたが、レギュラーシーズンでは61試合で1勝4敗23セーブ、防御率4.74と苦しんだ。地区シリーズ中だった9日(同10日)に下半身の膿瘍(のうよう)切除のため手術した。

「ブルペンで投げたり、ライブBPをしたり。キャッチボールの時からしっかり意図を持って取り組んでいる。あとは健康を保って強さを維持することだ」。ワールドシリーズから復帰できるまでに回復した。

 シーズン終盤に配置転換となった佐々木朗希が守護神として奮闘している。「ロウキはすごい。ブルペンで一気に存在感を示して、見ていて本当に楽しい。球のキレは抜群だし、ユーモアもあってチームメートとしても最高だ。見ていて楽しくなるよ」と刺激を受けた様子だった。

(Full-Count編集部)

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