阪神・藤川監督、日本Sの逆転劇に「面白い野球でした」 初采配に手応え「いつもと同じ気持ちで」

阪神が接戦を制してソフトバンクに逆転勝利
■阪神 2ー1 ソフトバンク(25日・みずほPayPayドーム)
阪神は25日、みずほPayPayドームで行われたソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ2025」第1戦に2-1で勝利。2年ぶりの日本一に向けて幸先の良いスタートを切った。試合後、勝利監督インタビューに応じた藤川球児監督は「面白い野球でしたね」と語り、ナインの活躍を称えた。
「いつもと同じ気持ちで、どうなるか分からないけれど面白いゲームになればと思ってやってましたけど、厳しいですけど面白いですね」と、監督として初めて迎えた日本シリーズでの采配を振り返った。
投打の主力が躍動した。先発の村上頌樹投手は、初回2死二塁で近藤健介外野手に先制の適時打を浴びたが、2回以降はソフトバンク打線を封じスコアボードにゼロを並べた。藤川監督は「尻上がりに調子をあげて攻撃を待つ、シーズン同様の素早い投球でした」と、エースが見せた115投の熱投を称えた。
村上の力投に打線が応えたのは6回。無死一、三塁の好機をつくると、3番・森下翔太外野手の遊ゴロの間に三塁走者が生還し同点。直後に4番の佐藤輝明内野手が右中間への二塁打を放ち勝ち越した。「彼らの打撃で得点できたことは、明日以降につながる。期待してください」と藤川監督も喜んだ逆転劇だった。
インタビューの最後は、試合終了まで熱い声援を届けた阪神ファンに感謝し「明日も両チームともに厳しい戦いになるだろうけど、声援をお願いします」と締め括り、明日の2戦目を見据えた。
(Full-Count編集部)